「俺とするの、怖い?」
「少し……」
要は下を向いて唇を噛む。
直登は要を抱きしめ、はあ〜っと大きな溜息をついて脱力する。
「そんな、先生。初めてじゃないんでしょ?」
諦めたように直登は言った。
「初めてだよ」
要が小さく答える。
「――え?」
「こんな気持ちは、初めてだ」
直登は驚いて要の顔を三度覗き込む。すると要は困ったような表情で、直登の視線に応じた。けれども、またすぐかあっと赤くなり、やっと合った視線を逸らす。
「せんせ……」
――先生は、俺が思っているよりずっと俺の事が、好きなのかもしれない。この可愛い人は、経験の割には実はもの凄く純情だったんだ。脆くて、危なっかしいこの人を、俺が側にいて、守りたい……。
直登はまた要をぎゅう、と抱き締めた。込み上げる気持ちの赴くまま耳朶に、頬に、目元に、何度も口付ける。腕の中の要は、やっぱりどこか儚げで、けれども確かにその存在は今直登の腕の中にあって、その切なさに直登の鼻の奥がつんと痛くなる。その存在の全てを自分に繋ぎ止めたくて、抱き締める腕の力を抜くことができない。
「な……おと……」
要が直登の腕の中でキスに溺れているかのように直登の名前を呼ぶ。
「俺、こんな気持ち、ホントに、どうしていいか……」
「とりあえず、やっと本当に想いが通じ合ったから、まずは恋人のキスから、やり直そ? んで……心の準備、今からしてよ……」
要の両頬を包み、ね? とねだるように覗き込んで、要の唇を大切そうに、何度も何度も啄ばんだ。
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「――え?」
「こんな気持ちは、初めてだ」
直登は驚いて要の顔を三度覗き込む。すると要は困ったような表情で、直登の視線に応じた。けれども、またすぐかあっと赤くなり、やっと合った視線を逸らす。
「せんせ……」
――先生は、俺が思っているよりずっと俺の事が、好きなのかもしれない。この可愛い人は、経験の割には実はもの凄く純情だったんだ。脆くて、危なっかしいこの人を、俺が側にいて、守りたい……。
直登はまた要をぎゅう、と抱き締めた。込み上げる気持ちの赴くまま耳朶に、頬に、目元に、何度も口付ける。腕の中の要は、やっぱりどこか儚げで、けれども確かにその存在は今直登の腕の中にあって、その切なさに直登の鼻の奥がつんと痛くなる。その存在の全てを自分に繋ぎ止めたくて、抱き締める腕の力を抜くことができない。
「な……おと……」
要が直登の腕の中でキスに溺れているかのように直登の名前を呼ぶ。
「俺、こんな気持ち、ホントに、どうしていいか……」
「とりあえず、やっと本当に想いが通じ合ったから、まずは恋人のキスから、やり直そ? んで……心の準備、今からしてよ……」
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あたたかいコメントありがとうございました☆
年下に迫られている男…
それがなによりの薬ですv
むしろ万能薬。むしろ精力剤?やるきが漲る…。
ん〜次はいよいよ…いよいよ…いよいよですかっ
朝晩は冷え込むので、ご自愛くださいませ!