「ハルカ、腹減らねぇ?」
「ぁ……うん」
空腹は感じていなかったが、突然の問いに面食らって悠は思わず頷いた。
「慎治さんにハルカの分も何か買って帰ってきてもらおっか」
そう言って歩は机の上に置いてあった携帯を取った。
ごく短い会話を終えて、携帯を机に戻すまでの歩の一連の動作を、悠はじっと見詰めていた。
「歩さん」
「……ん?」
「歩さん……サトルとヤってやってよ」
「――何を?」
「エッチ」
「……なんで?」
「サトル、いつもあーちゃんとヤりてぇって。言ってる、から……」
歩は驚いた風でも怒った風でもなかった。感情の起伏が感じられないいつもの表情で、ただ黙って悠を見詰め返した。そしてまた、訪れる沈黙。
「――ハルカは? いいの? それで」
沈黙を破ったのはごく穏やかな口調。けれども悠をじっと見詰める歩に、全てを見抜かれているような気がした。
「――っ、イイつか、良くねぇけど……、……」
「――うん」
「やっぱ代わりは、……俺には無理っぽい……」
『あーちゃん』の代わりだとか、手近だからとか。そんな理由でなく。
――俺は俺として。サトルに求められたかった。
込み上げて、溢れそうになる。
悠は唇を噛んで、俯いた。
「ハルカ、今日お母さんは?」
「……『オゾン』」
「うち泊まってく?」
「…………うん」
「連絡、入れときなよ。……もうすぐ慎治さん帰ってくるから」
そしたらメシだよ、と歩が立ち上がった。
キッチンへと向かう歩が、悠の横を通り過ぎ際、くしゃ、と悠の髪を撫でていった。
「……、……」
ポケットから携帯を取り出して、母にメールを打つ。メールはすぐに打ち終えた。けれども悠はいつまでも顔を上げれずに、俯いたまま見詰め続けたディスプレイにぽとりと、涙を落とした。
←16へ /
→18へ←1から読む野田学について(*´∀`)
叔父:
野田歩(あーちゃん)
父 :
野田進『野田学、10歳。好きな人がいます。 』↑よろしければ合わせてドゾー
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書く意欲に繋がってます。
電話でのごく短い会話はこんなんじゃないかと
慎『歩? どした?』
歩「うん――今ハルカ、いるから」
慎『おおマジ? んじゃ晩飯ハルカの分も買って帰る?』
歩「うん」
慎『わぁった。んじゃあと30分くらいで帰るから。――愛してるよ』
歩「うん、俺も」
慎『じゃな』
歩、ほとんど喋ってないっていう(*´∀`)
「歩さん」
「……ん?」
「歩さん……サトルとヤってやってよ」
「――何を?」
「エッチ」
「……なんで?」
「サトル、いつもあーちゃんとヤりてぇって。言ってる、から……」
歩は驚いた風でも怒った風でもなかった。感情の起伏が感じられないいつもの表情で、ただ黙って悠を見詰め返した。そしてまた、訪れる沈黙。
「――ハルカは? いいの? それで」
沈黙を破ったのはごく穏やかな口調。けれども悠をじっと見詰める歩に、全てを見抜かれているような気がした。
「――っ、イイつか、良くねぇけど……、……」
「――うん」
「やっぱ代わりは、……俺には無理っぽい……」
『あーちゃん』の代わりだとか、手近だからとか。そんな理由でなく。
――俺は俺として。サトルに求められたかった。
込み上げて、溢れそうになる。
悠は唇を噛んで、俯いた。
「ハルカ、今日お母さんは?」
「……『オゾン』」
「うち泊まってく?」
「…………うん」
「連絡、入れときなよ。……もうすぐ慎治さん帰ってくるから」
そしたらメシだよ、と歩が立ち上がった。
キッチンへと向かう歩が、悠の横を通り過ぎ際、くしゃ、と悠の髪を撫でていった。
「……、……」
ポケットから携帯を取り出して、母にメールを打つ。メールはすぐに打ち終えた。けれども悠はいつまでも顔を上げれずに、俯いたまま見詰め続けたディスプレイにぽとりと、涙を落とした。
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電話でのごく短い会話はこんなんじゃないかと
慎『歩? どした?』
歩「うん――今ハルカ、いるから」
慎『おおマジ? んじゃ晩飯ハルカの分も買って帰る?』
歩「うん」
慎『わぁった。んじゃあと30分くらいで帰るから。――愛してるよ』
歩「うん、俺も」
慎『じゃな』
歩、ほとんど喋ってないっていう(*´∀`)
おまけの会話文にノックアウトされますた(・∀・)ノ☆(〇>_<)
んぎゃ〜♪
もぅ、悶え捲り!
万一の為の携帯更新(笑)
後日メル致します(´∀`*)うふふ