ほんわかBL的。

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。

三垣君の苦悩の日々・ファイナル(2) 

「三垣部長、ご卒業おめでとうございます」

 向こうにいた村椿が三垣の元へ近付いてきて、どこか緊張した面持ちで村椿が三垣に声をかけてきた。手には酌をするつもりなんだろう、オレンジジュースの瓶を携えている。

「おう、ツバキ。綾峰高校新聞部の後は任せた」
「はい。三垣部長目指して頑張ります。……どぞ」

 体育会かサラリーマンの接待宜しく畏まって持っていたジュースを三垣のコップに注ぐ。

「もう引退したんだから部長は付けなくてイイって。……とありがと」

 三垣の方もそれらしく飲みかけのジュースを空にして村椿からの酌を受ける。


「お前もいっぱしの新聞部員になったし、……来月には後輩も入ってくるしな」
「……はい」

 それにしてもツバキの表情が硬い。なんとなく三垣がグラスを空けるのを固唾を飲んで見守っているような。

 ――まさか、毒入れたり……? さすがにそれはないか。

 少し訝しげに村椿を見遣りながら、三垣はそれでも受けた杯は干さねば、の勢いでぐい、と傾けグラスを空けた。

 途端に胃が熱くなる。酒か。三垣は睨むように村椿を見遣った、村椿はビク、とさらに表情を硬くする。そこへ割って入るように志水が声をかけてきた。

「んも〜ぶっちょー、なんて顔してんだよ。ほら笑って飲んで飲んで」

 軽い調子で笑いながら三垣の空いたグラスに村椿から取り上げたオレンジジュースらしきものを注ぐ。

「お前な……」

 覚えてろ、と言いたげな顔で志水を睨むと、まぁまぁ、と宥めるように肩を叩かれた。そのニヤついた表情に負けるのが悔しくて、三垣も乗せられたようにまたグラスを空けた。





 いつの間に眠ったのか。布団の上で意識が戻ると三垣は辺りを見渡した。頭が痛い。酒は残ってはいるが、吐き気がないのは送別会の前に志水から「食べ過ぎた時のために」と言われて胃薬だともらった薬を飲まされていたからかもしれない。

 十二畳程の座敷に布団一枚敷かれただけといった感じの見慣れない部屋。耳を澄ますと階下からはまだ送別会のざわめきが聞こえてくる。という事は店の階上の今日は使われていない宴会部屋か。

 考えて、三垣はふと身体の自由が利かない事に気付いた。両腕を背後で肘から縛られている。





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三垣君シリーズあります。よろしければあわせてお読みくだちぃ。
三垣君の苦悩の日々
続・三垣君の苦悩の日々
三垣君の苦悩の日々ZZ



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なんか良い(悪い?)方向に(*´д`*)ハァハァ
毒が入ってるか心配する三垣部長に萌え(*´ェ`*)
[ 2008/03/18 18:43 ] [ 編集 ]
>お空さん!!

コイゴコロとはだいぶん毛色が違う話なので
コイゴコロをお読みいただいてたお空さんはもう
来てもらえないんじゃないかなーなんて
ちょっと思ってました!!!!
またのお越しありがとうございマス!!(´Д⊂ヽ

毒までは入ってませんでしたが
三垣一服盛られますたwwwwww
よろしければこれからもお越しください〜!
[ 2008/03/19 06:23 ] [ 編集 ]
これは、私へのサービスですかな?
と思えるほど、好みな展開にドキワク☆
[ 2008/03/19 19:24 ] [ 編集 ]
あ、紳士だっ紳士がいるwwwwwww
わーそか、一服&緊縛がお好みなんすか!
urajiさんに相談して今後の展開決めたくなってきますたwwwwww
ヘタレなんで(書いてる人が)すぐ解いてしまいそうですwwwww
よ…よろしければどうぞ最後まで生温かくおつきあいくだちぃドキムネ
[ 2008/03/19 21:56 ] [ 編集 ]
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