ほんわかBL的。

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。
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社外恋愛のススメ〜コイビトのキス〜(3) 

 直登は要の肩に手を突いてがばっと要から上体を離した。

「先生、あの男とヤったことあるでしょ」
「え? ええと……」

 突然の問いに、要は一瞬拍子抜けしたような表情を見せる。少し考え、思い当たる節があるのか、ぎく、と顔を強張らせた。

社外恋愛のススメ〜コイビトのキス〜(2) 

「ちょ、痛いって」

 腕を引っ張られ連れてこられたのはデパートから一番近いシティホテルの一室だった。

「さっきから黙ったままこんな所まで連れてきて、何のつもりだよ」

 部屋に入ってやっと離された腕をさすりながら要は直登を睨み付けた。

「せんせ、さっきの名刺、出して」
「え?」
「さっきのデパートの男の名刺」

 一体何なんだ、と言いたげに、けれども直登の迫力に負けたらしく要は唇を尖らせながらもポケットから先程受け取った名刺を取り出し直登に渡した。

社外恋愛のススメ〜コイビトのキス〜(1) 

「あれえ、吉塚じゃん」

 直登と要は第一の目的だったワイングラスの購入を無事終え、「ワイシャツを買いたい」という要の希望で、百貨店の五階メンズウェア売り場に立ち寄った。ブランド別・素材別・サイズ別にずらりと並べられたシャツの陳列棚の前で、すぐにでも部屋に戻りたくてウズウズしている直登を尻目に、要はあれこれ手に取り、のんびりと品定めをしているところだった。

力抜けば、はいるよ! 

「あ、ちょ……怖……」 

「だーいジョーブだから。んな力(りき)んでたら入るモンも入んねぇよ」

お月見☆花団 

「え〜っ、月見団子って……みたらしぃ〜?」

 良充が不満そうに口を尖らせて啓輔が手にしているみたらしだんごのパックを見下ろした。

「お……おかんが買ってきたんがこれやってんからしゃあないやろ」

 内心汗だくだくで啓輔がしどろもどろに答える。

見えない月(2) 

「ぷはーっ。今回はまた一段と泡が出たね」

 やっとビールの噴出を食い止めて、素手で飲みこぼしたビールを拭きながら呑気に浩太が言う。

見えない月(1) 

 ――コンコン。

 圭吾の住むワンルームマンションの、駐車場に面した唯一の窓から小さくノックの音がする。一階にあるこの部屋の防犯とプライバシー保護のために施されたワイヤー入りの磨りガラスを開けると、自転車に跨ったままの浩太がに、っと笑って立っている。

つきはきんいろ。その直後3/3(R18) 

※性描写アリです。18禁でお願いします。

「あっ……け……いちろ……」

 玲が健一郎の名前を呼ぶ。その声に今まで堪えてきたものを壊されたかのように、健一郎は荒っぽい手つきで背後から腕を回し、玲の肩を掴んで動きを封じた。

つきはきんいろ。その直後2/3(R18) 

※性描写ばっかりです。18禁でお願いします。

「あ……」

 触れられる事への期待で玲の入り口がひくひくと震える。玲が零した液を掬って濡らした健一郎の指先がつぷり、と入ってきた。


つきはきんいろ。その直後1/3(R18) 

※性描写ばっかりです。18禁でお願いします。

 金色の月明かりの元で、想いが通じ合って初めてのキスをした。

「……好きです」

 もう何度も聞いた言葉にやっと頷くことができた。

 眩しいくらいの月明かりを背に、健一郎がまだ少し遠慮がちに唇を寄せてくる。眩しさに目を細めながら、健一郎の唇を少しでも早く欲しくて、玲も自ら小さく唇を開いてそれに応えた。

つきはきんいろ。4/4 

「……山根さん、俺、会社辞めようかと思ってるんです」

 ぽつり。健一郎が呟いた。

「――え」

 途端、玲の目に痛いほど入り込んでいた光から色が奪われた。

つきはきんいろ。3/4 

 それからというもの、毎晩。何か理由をつけては、健一郎は玲の部屋を訪れる。

「実家から梨が送られてきたから」
「晩飯、作りすぎちゃって」
「DVDを借りてきました」
「パチンコに勝ちました」

 そう言っては手にしていたものを玲に渡す。

 そして言う。「好きです」と。

つきはきんいろ。2/4 

 その翌日は、幸い土曜で会社は休みだった。週明けを思うと、気分が重くなる。けれども酔いの所為ということにして忘れてやろう。玲は心に決めた。

 なのに、奴は来た。テレビで観ていた、洋画の一番いい所で。


つきはきんいろ。1/4(R18) 

※若干の性描写アリです。18禁でお願いします。

 仕事を終えて部屋に戻った玲(あきら)は、疲れた身体をどさっとソファに投げ出し、乱暴な手つきでネクタイを緩めた。

「今日はどうやって追い返そうか……」

 このあともう一仕事ある、と思うと、疲れが更に増す。

 原因は、同じ部署の後輩の佐紀健一郎。ここのところ、毎晩奴が玲の部屋を訪れてくるのだ。

三垣君の苦悩の日々ZZ4/4  

「部長、キス……していいですか?」
「……ん…………?」

 ――ん? んん? んんん? 何だって……? 

「ツバキ、ひひひひ人がっ…………んっ」

 慌てふためいて閉じた目をぱち、と開くも回る視界、三垣の小さな抗い空しく掠め取るように村椿に唇を奪われた。

三垣君の苦悩の日々ZZ3/4 

「おいツバキっ! 待てっ!」

 三垣が店を出てそう叫んだと同時に、村椿を乗せたエレベーターの扉が閉まった。合コン会場はビルの五階。動き出したエレベーターの位置を示すランプが次第に下へと降りてゆく。ちっと舌打ちをして三垣はエレベーター横の階段を駆け下りた。


三垣君の苦悩の日々ZZ2/4 

 志水が明るく立ち上がって何やら妙なパフォーマンスをしている。

 ――そういえばあれ、以前俺が教えた芸だったっけか。

 そんなことを考えながら三垣は他人事のように肘をつき楽しげな合コン風景を眺める。いったい何時の間に合コンがこんなにつまらないものに感じるようになってしまったのか。

三垣君の苦悩の日々ZZ 1/4 

「綾峰高校新聞部でーっす。おねーさまがたに向かって右から部長の三垣、俺、志水、隣が高見、最後が我が部のホープ、ツバキちゃんコト村椿一(はじめ)クンでーす」

 化粧の匂いがここまで届いてきそうな派手な四人の女性を前に、副部長の志水が明るく三垣たち四人を紹介した。

 ――っておい、なんでツバキがここにいんだよっ?!


ナマ足☆騎馬戦 

(これはマズいな……)

 啓輔はすべすべとした感触をもろに感じて困った顔をして赤面した。

 啓輔の手が触れているのは、足。良充の、ナマ足。何てったって今日はぴーかん天気の青空のもとの体育祭。そして種目はやっぱり「騎馬戦」だった。

社外恋愛のススメ〜飲み過ぎ注意〜(3) 

「……!直登、俺……?」
「せんせ、スッゲ可愛かったよ。俺の耳噛んだり、泣いちゃったり」
「……そう、なのか……? マジで?」
「ホント」

社外恋愛のススメ〜飲みすぎ注意〜(2) 

「せんせ、家着いたよ。鍵、出して」
「ん? んん」
「かーぎ」

 ポケットをごそごそと探って出てきた鍵を要は自らおぼつかない手つきで鍵穴に差し込んだ。がちゃがちゃと音を立てるも、酔いのせいでなかなか上手くいかない。その間も要の体重を支える直登の視界で、うっすら紅く染まった要の耳がゆらゆら揺れる。

■□カプ紹介□■ 

コイゴコロ(リーマン)(連載中)
 男→男→男の切ない相関図☆R18。
 石田:既婚者・良い人系
 陣内:石田を想う穏やか系
 坂崎:陣内を想うふり幅のデカい系(系?)

歩×慎治(高校生×リーマン)(一旦完結)
 結婚してしまった兄を想って泣いていた所を勤め帰りの慎治に拾われた高校生歩。
 年下攻め。R18。
 歩:次男坊・無口
 慎治:世話好き・ホンモノ(←)・百貨店勤務

怜史×榛名(モデル×スタイリスト・年下攻)(完結)
 fxdのハナさんの作中(コチラ)に一瞬出てきた青年キャラを貰いまんた☆
 年下攻め・R18含む。
 怜史:初めて同性に目覚めたワンコ攻め
 榛名:バイかつリバ。求められればなんでもオケな穏やか系・カラコン愛用者

私立BL妄想学園高等部(単発不定期更新)
 ヘンタイばかりの萌え萌え全寮制男子校。
 他のブログさまとの共有カテ。
 詳しくは→コチラ

啓輔×良充(幼馴染)(不定期単発)
 幼馴染の関西弁二人の日常の一コマをつらつら綴ってます。
 時間軸はランダム。小学生〜高校生で展開。
 どちらも好きとは言い出せずもどかしい関係。
 啓輔:世話焼き系
 良充:元気系

皓市×智裕(高校生)(不定期単発)
 幼馴染の高校生の日常。
 一話に一キス以上を盛り込んでます。
 「キスシリーズ」とお友達からシリーズ命名頂きましたv
 積極的な攻にあとちょっとで落とされそうなツンデレ受
 でもカラダの関係には至ってません(今のところ)
 皓市:不敵系
 智裕:ツンデレ系

村椿・三垣(高校生)(一旦完結)
 県立綾峰高校新聞部新入生(村椿)部長(三垣)
 攻め受け表記(×)がないのは書き手にも若干微妙な部分もある為
 村椿:天然なのに、いや天然だから突っ走る系・美青年
 三垣:普段は冷静で情報分析に長けてるけど村椿相手だと色々調子が狂う系(系?)

直登×要(大学生×リーマン)(一旦完結)
 「社外恋愛のススメ」シリーズ。R18。
 元カテキョーの先生(要)と生徒(直登)の関係。年下攻め。
 直登:しっかりもの系・キレると若干ヤバめ
 要:フラフラ系・酒癖悪し

航平×司(リーマン)(完結)
 アパレル会社の同期。
 ハマっ子同士だけど攻めは神戸出身、受けは横浜出身。
 航平:フェロモン系だが基本は関西者らしく。
 司:ツンデレ系クールビューティ

享一×泰司(社会人)(完結)
 同じ大学の同じゼミ出身。
 ダラダラと続けてきた関係から恋人同士へ。
 享一:商社マン・睡眠時間は短くて済む系
 泰司:フリーの翻訳家・睡眠時間はたくさん欲しい系
 
未分類より 
 最後の夏()・朱の刻印
 弟に抱いた想いを告げることなく戦争で死んだ兄が
 その生まれ変わりの側に現れ成長を見守る。
 朱の刻印は戦前・兄が生きていた頃の話(のつもり)


その他R18含む ・ 妄想トラコミュ参加(会話のみ)など。



どれか一つでもお気に入りが見つかれば嬉しいです。

社外恋愛のススメ〜飲み過ぎ注意〜(1) 

「んも〜お! 俺が全っ部払うったら払うンだよ! 直登、学生のくせに生意気あんだぉっ。学生は大人しく奢られてたらいいっつーの」

直登は急変した要に驚いたように目を瞬かせて目の前の酔っ払いを見た。