ほんわかBL的。

BL好きが書いた自作小説を短編・シリーズでぼちぼちアップしています。年下攻率高し。 18禁。

コイゴコロヒトツ+ヒトツ(32)(完結) 


 目覚めたのは、ベッドの中だった。意識が遠のき坂崎に抱き抱えられてベッドに運ばれたのをぼんやりと覚えている。運ばれた先で、朦朧とした意識の中でもまた坂崎に行為をねだった。結局何度イったのか分からない。繰り返された行為で後孔が軋む。坂崎がまだ体内に居るかのような行為の名残。その余韻を確かめるように背後に意識を遣ると、粘膜が擦れてぞくりと全身が震えた。

コイゴコロヒトツ+ヒトツ(31)(R18) 

※性描写です。18禁でおながいします。


コイゴコロヒトツ+ヒトツ(30)(R18) 

※性描写です。18禁でおながいします。


コイゴコロヒトツ+ヒトツ(29)(R18) 

※性描写です。18禁でおながいします。

コイゴコロヒトツ+ヒトツ(28)(R18) 

※性描写です。18禁でおながいします。

コイゴコロヒトツ+ヒトツ(27)(R18) 

※性描写アリです。18禁でおながいします。

「陣内さん……」

 坂崎がまだ少し遠慮がちに陣内の背に腕を回す。坂崎の腕に包まれて、その心地よさに心と身体が弛んでゆく。陣内も坂崎を抱き締め返した。

「坂崎、言うの遅くなってごめん……俺、坂崎の事が好きだよ。他の誰でもなくお前と、一緒に同じ時間を重ねて行きたいと思ってる」
「陣内さん……」

 陣内を抱き締める腕の力が強くなる。その息苦しさすら心地良くて、陣内は静かに目を閉じた。


コイゴコロヒトツ+ヒトツ(26) 

「――ただいま」

 こんなに小さな声なのに寒々しい一人暮らしの玄関には耳に痛いくらいに自分の声が響く。陣内はよろよろと寝室に入ると、背広を脱ぎ捨てて力なくベッドに横たわった。


コイゴコロヒトツ+ヒトツ(25) 

 無人の喫煙室に二人は以前より少し離れた距離を取って椅子に座った。自分の男を奪った張本人に黙って付いて来た自分に半ば呆れながら、不貞腐れた顔で石田を睨み付ける。その視線に苦笑を返し、石田はワイシャツの胸ポケットから取り出した煙草に火を点けた。

「なんかボロボロだな、坂崎」
「お陰様で」

 坂崎もヨレたワイシャツの胸ポケットから煙草を取り出し、火を点けながら嫌味たっぷりに答える。

コイゴコロヒトツ+ヒトツ(24) 

 帰りにコンビニで弁当を買ったものの、食べる気が起きず、机に置かれたままの弁当を眺めながら坂崎は缶ビールを呷った。まだ着替えてさえもいない。

「――くそっ」

 石田が行動に出た。予想以上に早かったそれに、坂崎はさすがにまだ心の対処ができずにいた。あっと言う間に空になった缶をぐしゃ、と握り潰し、力任せに壁に投げ付ける。僅かに残った中身が壁に当たった拍子に零れ、床に水滴を飛ばした。


コイゴコロヒトツ+ヒトツ(23) 

「そ、なのか……おめでとう、出世街道まっしぐらだな。でも……寂しくなるな」
「また……そんな事言う」

 切なく笑った石田が再び腕を伸ばした。不意に、石田の腕に包まれる。

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